ご相談内容
最初は遺言者の二男Aさんからのご相談でした。
お話を伺うと、お母様が遺言書を作成したいとのことでしたが、これには事情がありました。
お母様は当時施設に入居されておりましたが、これ幸いと長男のBさんがお母様の預金を自由に使っており、これを知ったお母様がBさんへの失望から、Aさんと長女のCさんに財産を遺すために遺言書を作成したいということでした。
最初は遺言者の二男Aさんからのご相談でした。
お話を伺うと、お母様が遺言書を作成したいとのことでしたが、これには事情がありました。
お母様は当時施設に入居されておりましたが、これ幸いと長男のBさんがお母様の預金を自由に使っており、これを知ったお母様がBさんへの失望から、Aさんと長女のCさんに財産を遺すために遺言書を作成したいということでした。
まずはAさん同席のうえで施設にてお母様ご本人に面談させていただき、遺言書作成のご意思及び判断能力を確認いたしました。
その後、行政書士にて必要な戸籍謄本等の収集を行い、遺言書の原案作成を行いました。これをご本人に確認していただき、最終的に公証役場の公証人を施設に連れて行き、施設にて遺言公正証書を完成させました。
完成した遺言書は当センターで無料でお預かりしました。遺言書が完成して、お母様は本当に安心なされたようでした。
◆
それから数年が経ち、二男Aさんからお母様が亡くなったとのご連絡がありました。
お母様のご希望で、代表の行政書士が遺言執行者に指定されていましたので、遺言書に従って遺言執行の手続を行うことになりました。
遺産目録を作成して長男Aさんを含めた各相続人に提示したうえで、遺言で指定された相続人にそれぞれ名義変更を行いました。
おそらくAさんは内心では遺言書の内容に不満があったことと思いますが、当センターのサポートにて、なぜこのような遺言書にしたのか遺言書の中にきちんと理由を明記していたため、表立って不平・不満を言い出せなかったようです。100%お母様が望んだ通りの結果になりました。
二男Aさんも長女Cさんも、お母様の意思どおりに手続ができたことを本当に喜んでくれました。
故人の意思をきちんとした形で遺し、その死後にご希望に応じて実現して差しあげるのは、相続を専門とする行政書士として、本当に意義のある仕事だと思っています。
遺言書の作成や死後の手続でお悩みの方は、いつでもお気軽に当センターにご相談ください。
同じような問題を抱えている方、お気軽にお問い合わせください。
この解決事例に該当する相続手続サポートの詳細・料金はこちらです。