ご相談内容
ご依頼者は下野市の女性でした。
- 被相続人:高祖母(昭和20年死亡)
- 相 続 人:玄孫A、他24人
- 遺 産:不動産
Aさんのお母様が亡くなったときに相続をお手伝いしたところ、戦前から相続していない土地が一筆残っていることが分かりました。この土地をきちんと名義変更したいというご依頼があり、相続をお手伝いすることになりました。
ご依頼者は下野市の女性でした。
Aさんのお母様が亡くなったときに相続をお手伝いしたところ、戦前から相続していない土地が一筆残っていることが分かりました。この土地をきちんと名義変更したいというご依頼があり、相続をお手伝いすることになりました。
被相続人は昭和20年に亡くなっており、その直系の子供は3人いたため、行政書士の職務権限で3人の家系を全て辿って相続人を調査していきました。最終的に3ヶ月かかって戸籍謄本を100通以上取得して、25人の相続人がいることを確認しました。
次に、各相続人に事情を説明して相続への協力をお願いするお手紙をお送りしました。15人以上の相続人からはすぐに返事が来ましたが、7、8人は何の返事も来ませんでした。
本来であれば25人の共同相続人全員で遺産分割協議書を作成するべきですが、すでに何重にも相続が発生してかなりややこしくなっており、いつまた高齢の相続人が亡くなって次の相続が発生するか分かりませんでした。
そこで遺産分割協議書ではなく、依頼者Aさんに相続分を譲渡してもらう書類を当センターで作成し、一人ずつ押印をいただいて相続人を減らしていきました。返事が来なかった方は何度も連絡を入れ、最後には協力いただくことができました。
このようにして相続人を2人まで減らしたところで遺産分割協議書を作成して、ついに登記を行うことができました。
相続人25人の不動産相続は、当センターでサポートした中でも相続人がかなり多いケースでした。相続人全員に連絡が着くまで署名押印をもらうことを伸ばしていたら終わるのがいつになるか分からなかったため、一人ずつ相続分を譲渡してもらうことで相続人を減らしていきました。この方法は成功だったと思っています。Aさんも本当に喜んでくれました。
相続人多数のケースは、相続をまとめるのに知識と経験が必要です。名義変更がずっとできず何十年も経っている場合は当センターで力になりますので、いつでも当センターまでご相談ください。
同じような問題を抱えている方、お気軽にお問い合わせください。
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