No.02 所在不明の異母兄を探し出して、円満に相続放棄に成功(野木町)
ご相談内容
ご依頼者は野木町の女性でした。
- 被相続人:父親
- 相 続 人:長女A(依頼者)、兄弟BC
、 異母兄D
- 遺 産:不動産、銀行預金、共済等
父親が亡くなり、聞けば元々別の司法書士に相続手続をお願いしていたそうです。その司法書士からBさんCさんは家庭裁判所で相続放棄をした方が手続は楽だよとアドバイスがあり、兄弟お二人は相続放棄をしてしまったそうです。
それで相続人は一人になったと思い、手続を進めてみたところ、被相続人の戸籍謄本から異母兄Dがいることが発覚したという経緯でした。
兄弟2人が相続放棄をしてしまったため、本来4分の1だったDさんの法定相続分は2分の1まで増加していました。Dさんに遺産の半分を払わなければならないのかと司法書士との契約は解除し、そのまま数年間放置している状況でした。
解決当センターが行ったこと
まずAさんから今後のご希望をお伺いしました。本来Dさんの相続分は4分の1のため、Aさんは、できればDさんに4分の1を支払う条件で相続をまとめたいとのご希望でした。
そこで職務権限で相続に必要な戸籍謄本を収集し、Dさんの所在調査を行うとともに、遺産目録を作成しました。
両業務が完了したところで、当センターでDさん宛に誠意のある相続発生についてのお手紙をお送りしました。時間を置かずDさんから連絡がありました。Dさんにはこちらの誠意が伝わったようで、その後、相続分は一切いらないと家庭裁判所で相続放棄の手続をしてくれました。
これによって相続人はAさん一人になりました。3人については相続放棄の証明書を取得し、戸籍謄本一式と合わせて不動産の名義変更や預金の解約、共済契約の承継などを代行し、当センターの業務は完了しました。
コメント
最初の司法書士のアドバイスによりDさんの法定相続分が増えてしまったことから、Aさんはずっとそのことを心配していましたが、当センターのサポートによりDさんも相続放棄をしてくれることになったので、本当に喜んでくれました。
Aさんからの感謝の声はこちら
前婚の子がいる相続は、こちらの誠意をいかに伝えるかでその後の協議内容が変わることあります。同様の問題でお困りの場合は、いつでも当センターまでご相談ください。
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